さまざまな商品やサービスをネットから購入することができる今、自動車もネットで購入する方は少なくありません。しかし、ネットで車を購入すると実物を見ることができないリスクがあるため、納車後に後悔してしまう可能性もあるので慎重に手続きを進める必要があります。
そこで今回は、ネットで車を購入する際の注意点や基本的な手順をご紹介します。
中古車をネットで買う際の注意点は？
中古車をネットで購入する際には、購入先の見極めやかかる費用などをしっかり検討しておかなくてはいけません。
ここでは、中古車をネットで買う際に気を付けるべき3つのポイントを見ていきましょう。
1. 慎重に購入先の見極めをする
ネットで中古車を購入する場合、購入先である販売業者選びから慎重に行っていく必要があります。
まずは希望する車種を取り扱っている販売業者を中古車情報サイトから探し、他の販売店よりも安すぎる価格のものや、走行距離が長すぎる車を販売している業者は除外していきましょう。
ある程度業者を絞り込めたら、サイトに掲載されている写真やテキストから車の状態を推測します。この際、写真やキャプションが多い業者を選び、情報量の乏しい業者は避けておくと安心です。また、利用者のレビューなども参考に、評判の悪い販売店も避け、購入先を慎重に見極めていきます。
2. 事前に電話やメールなどで相談をする
利用したい業者を見つけたら、住んでいる場所への取り寄せができるか確認しましょう。サイトに取り寄せの可否の記載がない場合、電話やメールで確認しておくと安心です。
また、修理歴の有無や傷、凹みの位置などの車の状態を詳しく知るためにも、一度は電話やメールで希望の車について相談することをおすすめします。その際、車の状態が良くないと感じる回答があったり、業者側の対応が曖昧だったりすると、事故車の可能性もあるため、購入は避けた方が良いでしょう。
3. 取り寄せ費用の有無を確認する
希望の中古車を見つけたものの、最寄りの販売店には在庫がないというケースも考えられます。この場合、在庫がある販売店から取り寄せてもらうことになりますが、その際に陸送費や輸送費などの取り寄せ費用が発生するかどうかも確認しておきましょう。
取り寄せ費用の相場は、在庫のある販売店との距離によって変わってきます。一般的に、近隣の場合は2万～6万円台で、それ以上の距離となると7万～10万円台になるパターンが多く、さらに遠方になると10万円以上の取り寄せ費用が発生する場合もあります。
中古車をネットで買う手順
ここからはネットで中古車を購入してから納車されるまでの基本的な流れについて、7つのステップに分けて解説していきます。
1. 車種を探し、問い合わせをする
希望の車種を見つけたら、まずは取り寄せが可能かどうかを確認します。
2. 車の状態を確認する
電話やメールで、車の状態についてできる限り確認しましょう。可能であれば、直接販売店まで行って現物を自分の目で確かめたり試乗したりしておくと安心です。
3. 整備状況や保証内容を確認する
整備状況や保証内容については、販売業者によって変わってきます。特に保証内容は、納車後のトラブルを防ぐためにも、きちんと担当者に確認しましょう。保証内容が充実していれば、万が一、納車後に故障や不具合が起きても安心です。
4. 金額を確認する
取り寄せ費用や納車費用を含めた総額を確認しましょう。また、届いた車が故障車や事故車だった場合などの返金対応についてもこの時点で確認しておきましょう。
5. 契約する
契約に必要な書類は、一般的には購入予定の販売店に連絡すると郵送してもらえます。契約書類のなかでも、注文書は販売店によっては返送までの期間が他のものよりも短いことがあるため、返送までの期間は必ず確認し、余裕をもって送付できるようにしましょう。本契約が済んだら、車庫証明や印鑑証明を送付します。
6. 支払いをする
現金購入の場合は、銀行振込か店舗で直接現金を支払うこととなります。ローンの場合は、必要書類を送る際に、ローン申込用紙もあわせて送付しましょう。また、手付金として、一定の金額を注文書の送付と同時に振り込む必要がある販売店もあります。手付金の有無についても、事前に確認しておきましょう。
7. 納車
必要書類や支払いなどに不備がなければ契約手続きが完了し、1～2週間程度で納車となります。
その際、販売店と購入者の自宅に距離がある場合、納車費や輸送費が発生します。自分で販売店へ車を取りに行くのであれば、納車費を節約することができることもあります。
また、車を購入した販売店が遠方だった場合、購入者の住民票がある地域で、名義変更や車の登録をする必要があります。他県など遠方で購入する場合は、納車費が発生するということは押さえておきましょう。
納車時には、任意保険の加入や車庫の確保などを自身で行います。
やっぱり心配！という場合は現物確認をしよう
どれほどサイト上で写真やキャプションの量が豊富でも、メールや電話で話した内容だけでは判断することが難しいことも多いため、直接足を運べる距離に販売店があるのであれば、一度は現物を確認しに行くことをおすすめします。販売店を訪問し自分の目で車の状態を確かめることで、納車後に後悔するリスクを軽減することができます。できれば試乗もして、乗り心地を確認できることが望ましいでしょう。
どうしても販売店が遠く、現物を確認できない場合は、サイト上からは確認できない詳細な写真や動画などを請求して、できる限り車の状態を詳しく確認できるようにしましょう。
カーリースなら費用を抑えて新車に乗れる！
予算的に新車の購入は難しいため、中古車という選択肢を選ぶ方もいるでしょう。そのように予算の都合で中古車を選んでいる場合には、定額制で利用できるカーリースがおすすめです。
カーリースであれば、リース会社の所有する新車に毎月定額制で乗ることができるので、費用を抑えてマイカーライフを始めることができます。また、車の購入に必要な頭金や諸費用は不要なので、気軽に好きな車の新車に乗ることができるのも大きなメリットです。
カーリースの月々の定額料金には、各種税金や自賠責保険料が含まれており、車を購入する際に用意すべき諸費用を確保する必要もありません。メンテナンス費も定額制にできるので、不定期に発生する車の整備費や車検代もカバーすることができ、より安心・安全なカーライフを実現できるでしょう。
カーリースについて詳しく知りたい方はこちら
カーリースならカルモがおすすめ
マイカー賃貸「カルモ」では、オリックス自動車の取り扱う国産メーカーの全車種・全グレードの正規ディーラー車を提供しています。そのため、新車では手の届かない価格帯の車種であっても、カルモのカーリースなら定額で乗ることができます。また、サイト上に掲載していない車種についても取扱い可能なため、乗りたい車種が決まっているという方は電話やメールで気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
カルモについて詳しく知りたい方はこちら
よくある質問
Q1：ネットで中古車は買えるの？
A：はい、購入することができます。実店舗もある中古車販売店がネット販売をしていることも多いため、安心して利用することができます。また、価格や車種はそれぞれなので、自分の希望に合った車種を扱う販売店を探す必要があります。
Q2：ネットで中古車を買うときの注意点は？
A：まずは信頼できるショップかどうか、安心して乗ることができる車かどうかなどをチェックすることが大切です。信頼度の高い中古車販売店の場合、写真やキャプションなどの情報量が多いことが多く、電話やメールなどでの相談への回答なども判断材料になるでしょう。
Q3：やっぱり中古車は不安なときはどうすればいい？
A：手間も減らしたいし費用も抑えたいけれど、中古車をネットで買うのは心配という場合には、新車に定額制で乗れるカーリースがおすすめです。ディーラー保証付きの新車に定額制で乗れるだけでなく、購入や維持にかかる費用も一定にして出費を抑えることができるので、家計への負担も減らすことができます。
車選びは現物を確認することが大切
何かと不安やリスクが付きまとう、ネット上での中古車の購入。十分に状態を確認しないまま中古車を購入すると、走行中に故障し事故に発展してしまう可能性もあります。安心して車に乗るためにも、信頼できる販売店を見極め、慎重に車を選ぶことが重要です。また、予算的な問題で車の購入に踏み切れない場合は、車を購入するための資金を貯めつつ、カーリースを利用するという方法もおすすめです。予算に無理のない範囲で安全にカーライフを送れるよう、自分にぴったりな車の乗り方を考えていきましょう。
※記事の内容は2019年11月時点の情報で制作しています。
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November 22, 2019 at 09:40PM
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