大阪ニュース
2019年11月25日
昭和期を中心に希少な車を展示した「昭和レトロカー万博2019」(実行委主催)が、住之江区大阪南港北の大阪市国際フェリーターミナルトレーラー車整理場で開かれた。個性豊かな約260台がずらりと並び、来場者らに車の文化の魅力を伝えていた。
「トムス エンジェル」(手前)をはじめ、貴重な車両が並んだ会場 |
若年層の車離れが指摘される中、新元号に合わせて昭和期に人気を博した車を振り返り、日本の車文化を次世代に継承しようと初めて開かれた。
世界で1台だけの試作車「トムス エンジェル」をはじめ、日本で初めて軽自動車規格の四輪車を製造したオートサンダル社の車両や、廃線バスを改造して造られた移動式ライブバスなど、貴重な車両がお目見え。所有者らも待機し、来場者と熱心に情報交換する姿が見られた。
フリーマーケットや企業コーナーもあり、貴重な部品や車の模型などを販売。愛好家や家族連れが思いも思いの姿で催しを満喫していた。
実行委責任者の坂田佳弘さんは「車は、家族や恋人たちが思い出をつくるための役割を担ってきた。世代を超えて興味を持ってもらうきっかけになれば」と思いを込めていた。
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November 25, 2019 at 09:11AM
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