カー用品・パーツ[2019.11.28 UP]
車のヘルメットの人気ブランドを紹介！バイクとの違いや形状についても解説
グーネット編集チームヘルメットは、モータースポーツやバイクの運転を楽しむ際の必需品です。もちろん、自分自身が運転せず同乗するだけだったとしてもヘルメットを着用する必要があります。
今回はヘルメットの人気ブランドをご紹介し、形状の種類についても解説します。車のモータースポーツ用とバイク用の機能の違いも把握しておきましょう。モータースポーツに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
車のモータースポーツ用ヘルメットで人気のブランドは？
車用のヘルメットはサーキットでの運転などで使用されます。
一般道ではあまり使用する機会はないかもしれませんが、車の運転を楽しむために必要なアイテムになります。その中でも人気のブランドは下記になります。
アライ
日本の老舗ブランドです。衝撃を最小限に抑える信念で設計されており、ヘルメットに求められる最優先性能は「衝撃を吸収すること」というポリシーで作られています。
ショウエイ
アライと並ぶ日本を代表するヘルメットブランドで、価格帯の幅が広く、予算に応じてヘルメットを選べます。フルフェイスからジェットヘルメットまで、レーシング分野で培った技術が生かされたヘルメットはデザイン性も高く、使用者からも好評のようです。
シンプソン
安全性の高いヘルメットを販売しているアメリカの老舗ブランドで、シールドの種類も豊富で人気が高いブランドです。
車のモータースポーツ用ヘルメットの形状の種類は？
車のモータースポーツ用ヘルメットの形状としてはフルフェイス、あるいはジェットヘルメットの使用が原則です。
ただ、実際のレースなどでは利用できませんが、バイクにも存在するような形状のヘルメットは多数存在します。
単純に車用と限定しない場合もありますが、ここでは、現在一般的に市販されているヘルメットの形状についてご紹介します。
フルフェイス
頭部全体を覆うタイプです。車の場合、アクシデントの際に窓ガラスが割れることや、車内火災の危険もあります。頭部保護の観点では、最も優れた機能のヘルメットです。デメリットとしては視界が狭いという点があります。
ジェットヘルメット
ジェット戦闘機パイロット用ヘルメットにイメージが近く、フルフェイスからアゴ部分を除いた形状です。
圧迫感が少なく、呼吸もしやすいタイプになっており同乗者がいる場合、通話用インカムにトラブルがあっても、大声を出せばコミュニケーションが取れます。
システムヘルメット
ジェットヘルメットのシールドに、フルフェイスのようなアゴ部分を設けてあります。
シールドを下げるとフルフェイス、上げればジェットヘルメットという、2WAY仕様にもなる双方のメリットを兼ね備えたタイプです。ただし、比較的高価で重いというデメリットがあります。
オフロードヘルメット
フルフェイスで、さらにアゴの部分を強化し、衝撃防御力を向上させたタイプです。
バイクのオフロード走行で使われることが多く、デザインの自由度に惹かれて車用でも使う方がいるようです。
ハーフヘルメット
開放感があり脱着も簡単で、シールドがなく側面も保護されないので、車用には向いていません。
公道用でも125cc以下の原付規格でのみ製造されているタイプです。
車とバイクではモータースポーツのヘルメットはどう違うの？
グーネット編集チームヘルメットは、車用とバイク用それぞれ用途に合わせて異なる機能を持っています。
開口部の大きさの違い
モータースポーツのバイク用ヘルメットは開口部の面積が広く、車用は狭くなっています。
ライダーの運転姿勢は基本的に前傾姿勢で、状況に応じ上下左右に体が動きます。その際の視野としては、上下だけではなく、左右も確保する必要性があります。そのため、モータースポーツのバイク用ヘルメットの開口部は、車用ヘルメットに比べて広く作られています。
また、モータースポーツの車のドライバーは、シートにしっかりと体を固定するようにするため基本的に姿勢が変化しません。そのため、バイク用ヘルメットに比べてヘルメットの開口部が狭いということもありますが、万が一、車両火災が発生した際に、頭部を火や熱から守るために、より開口部が狭くしているという理由もあります。
シールド（防護ガード）の違い
モータースポーツのバイク用ヘルメットと車用ヘルメットのシールド（防護ガード）の厚さについても違いがあります。
例えばアライのヘルメットは、バイク用ではシールド（防護ガード）の厚さは2mmになっています。車用は車両火災の際に火や熱が侵入するまでの時間を稼ぐため、mmの厚さで作られています。
また、バイクの場合は、ライダーが外に出ている構造になっているため、飛び石などが飛んでくることもあり、そういった衝撃に対しても耐性があるシールド（防護ガード）が採用されていることが多いです。
素材の違い
モータースポーツの車用ヘルメットは火災を想定し難燃材が使われるケースが多く、モータースポーツのバイク用ヘルメットは通気性が重視されていることが多くなっています。
まとめ
ヘルメットは、モータースポーツを楽しむ際の安全を確保するための必須アイテムで、バイク用ヘルメットと車用ヘルメットでは、求められる機能が違います。
車の場合、万が一のトラブルや車両火災に備えて耐火性や熱に対する強さが必要になり、バイクの場合は視界の確保をしながら、通気性などが優れていることなどが求められます。
モータースポーツを楽しむなら、安全性を重視したうえで、目的やシチュエーションに合うヘルメットを選びましょう。
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November 28, 2019 at 11:14AM
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