東京都豊島区東池袋の都道で2019年4月19日に発生した、乗用車が暴走して通行人をはねて死者を出した事故で罪に問われている、旧通産省工業技術院の元院長 飯塚幸三被告の公判が2020年12月14日に東京地裁で開かれました。飯塚被告の弁護側は冒頭陳述で「ブレーキを踏んだが減速しなかった」と主張していますが、そのような可能性はあるのでしょうか。
ブレーキを踏んで加速する確率は「1200億km分の1」?
ネットなどで「上級国民」と称される旧通産省工業技術院の元院長 飯塚幸三被告(89)の公判が、2020年12月14日に東京地裁で開かれた。

驚くべきことに弁護側は冒頭陳述で「ブレーキペダルを踏んだが減速しなかった」と主張した。事故は車両側の故障に原因があって無罪だということです。したがって運転していた自分に責任は100%無いということ。
もしこういった主張が通るのなら、毎日発生している事故の多くで「クルマにトラブルあってドライバーに罪無し!」といい出す輩も出てくることだろう。
はたして検察側は立証出来るのだろうか? それとも飯塚被告が「私のミスでした」と自白するまで罪を問えないのだろうか? 以下、クルマの専門家(国沢光宏)の立場から考えてみたい。
そもそも論として、クルマは安全に走れるよう作られている。日本だけでも毎日1000万台規模のクルマが稼働しています。
飯塚被告の2代目トヨタ「プリウス」だけで約119万台も販売されており、それぞれ10万km走ったとして約1200億kmに達する。同じような事故が起きていないため、池袋でブレーキ踏んで加速したのは1200億km分の1ということ。
したがって「ブレーキを踏んだのに加速した」という証明をしなければならないことは、極端にクルマ嫌いの裁判官なら認識していると思う。
もちろん弁護側が突拍子も無いことを主張するのは民主主義だから自由です。ただし「ブレーキを踏んだのに加速した」という立証をしない限り、飯塚被告側の主張は荒唐無稽ということになる。
そのうえで2代目プリウスのブレーキシステムを考えてみたい。
弁護側は電気系統のトラブルでブレーキが利かなかった可能性は否定できないと主張し、その根拠に専門家(元自動車メーカー技術者だと思う。わたしは全く認めない内容)の意見書を提出。「経年劣化による電子部品のトラブルの可能性がある」といい張る。
この専門家、プリウスのブレーキシステムが理解出来ていないようだ。
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December 15, 2020 at 03:11PM
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