
100万円台で販売中の最新MT車を紹介!
近年、国内の自動車市場でMT車の販売比率は2%にも満たないといわれています。ATの性能が向上して、単にイージドライブが可能なだけでなく、燃費の向上やスムーズな走りを実現しているため、MT車の減少は仕方ないのかもしれません。 【画像】100万円台でハッピーになれちゃうクルマを見る!(19枚)
一方で、スポーツドライビングだけでなく、ちょっとした移動でも、クルマを操る楽しさを味わえる点では、MT車はまだまだ魅力的な存在です。 そこで、現行モデルのなかから100万円台と比較的リーズナブルなMT車を、5車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ「ヤリス」
1999年に、トヨタはまったく新しいコンパクトカー「ヴィッツ」を発売しました。 初代から2010年に登場した3代目モデルまではヴィッツの名称で販売されてきましたが、2020年2月に登場した4代目モデルからグローバルで統一した名称の「ヤリス」に変わりました。 ヤリスは新たな「GA-Bプラットフォーム」を採用した車両の第1弾となっており、先代モデルと比べて前席と後席の間隔が37mm短くなっていますが、将来的にはヤリスとプラットフォームを共有したトヨタ車が複数発売されることが見込まれます。 ラインナップは、1リッターと1.5リッターのガソリン車、1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド車に、それぞれ「X」「G」「Z」の3グレードが用意され、さらにガソリン車は全グレードが100万円台の価格帯となっており、トランスミッションは6速MTとCVTから選択可能です。 各グレードの1.5リッター6速MT車の価格は、「X」が154万3000円、「G」は170万1000円、「Z」は187万1000円です。
●スズキ「スイフト」
スズキ「スイフト」は、初代が2000年に登場したベーシックなコンパクトカーです。 初代は88馬力の1.3リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、クロスオーバーSUVを模した安価なハッチバック車として人気となりました。 現行モデルは2016年に発売された4代目にあたり、初代モデルから一貫してMT車を設定していることが「スイフト」の特徴のひとつです。 4代目では最廉価の「XG」グレードと、欧州仕様のスポーティな足まわりを装備する「RS」グレードに5速MTが設定されています。 搭載されるエンジンは両グレードとも1.2リッター直列4気筒DOHCで、最高出力91馬力を発揮。決してパワフルではありませんが800kg台の軽量な車体なため、出力的には十分です。 スイフトは現在も低価格路線が継続されており、価格(消費税込)は「XG」が153万5600円から、「RS」は178万2000円からとなっています。 さらに、6速MTを搭載する高性能モデル「スイフトスポーツ」も187万4400円から販売されています。
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July 02, 2020 at 04:12AM
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