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カーライフ[2020.06.09 UP]

車の歴史と未来予測!車の誕生から日本車の進化を解説

車の歴史と未来予測!車の誕生から日本車の進化を解説 グーネット編集チーム

自動車産業は日本の基幹産業であり、現在でも10社以上の自動車メーカーが現存しています。このような国は世界でも類を見ません。自動車メーカーが量産体制に入った1960年代から、日本車はさらなる進化を遂げています。
新しい技術が次々と登場する中、日本車の未来はどう変わるのでしょうか?

今回は、車が誕生した歴史と日本車の歴史、日本車の進化について解説します。

この記事の目次

関連情報

概要・歴史

【蒸気・電気・ガソリン】車の誕生の歴史

車がはじめて誕生したのは1769年、フランスの二コラ・ジョセフ・キュニョーが発明した蒸気で走る車です。もともとは軍隊の大砲を運搬するために作られ、速度も10km/h以下だったと言われています。1777年にはイギリスで電池が発明され、その後モーター自動車が誕生したのは1823年、ガソリン車が1885〜86年なので、意外にもガソリン車のほうが歴史が浅いのです。

ガソリン車誕生の立役者は、ドイツ人技術者のカール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーです。両者はメルセデス・ベンツの創始者であり、1886年に開発したガソリンエンジンの三輪車が自動車の第1号と言われています。

一方、ガソリン車を大衆に普及させた立役者は、アメリカ人のヘンリー・フォードです。1908年に誕生したT型フォードは大衆の車として、1日に1,000台を生産する量産体制を築き、総生産台数は1,500万台にも上りました。
その後、スピードの追求や高級車の開発など、飛躍的に性能を向上することになります。

日本車の歴史はいつから?

日本車の歴史はいつから? グーネット編集チーム

日本における自動車文化の普及と、日本車の進化の歴史をたどっていきます。

日本の車文化は明治時代から

日本における自動車文化の始まりは明治時代のことで、フランスのパナール・ルヴァソールというガソリンエンジン車が海外から持ち込まれました。

その後、明治〜大正時代にかけて自動車の製造が始まります。明治時代には、1904年に蒸気式の自動車、1907年には初のガソリン車が実用化されました。大正時代に入ると快進社が日本初の乗用車「ダット」を完成し、次いで白楊社が「オートモ号」で本格的な自動車生産を開始しました。しかし、当時の日本の技術は未熟だったこともあり、欧米に市場を奪われて快進社と白楊社は解散してしまいます。

日本車の進化

昭和に入ると、1932年に日産自動車の前身となる「ダットサン商会」、翌年にはトヨタ自動車の前身「豊田自動織機製作所自動車部」が設立されます。戦前の主流はトラックで、乗用車の量産が始まったのは1960年代以降になってからです。では、1960〜2000年代の日本車の進化を見ていきましょう。

・1960年代の日本車
日本車産業が花開いた時代で、トヨタカローラや日産スカイラインなど、現在にも続く名車が次々に誕生しました。これまでは欧米の車両を参考にしていましたが、この頃から日本独自の車両が開発されます。

・1970年代の日本車
排気ガスによる大気汚染問題を受けて、ホンダが開発したCVCCエンジンは、厳しい基準をクリアする世界初のエンジンになりました。エンジンを横置きにするコンパクトカーやオンロード4WDなど、新しい技術が登場したのもこの頃です。

・1980年代の日本車
日本車の高性能化によるエンジンの電子制御や、樹脂製のバンパーを採用するなど、現在の日本車につながる進化が1980年代に起こりました。日産フェアレディZや日産スカイラインGT-R、ユーノスロードスターなど、日本車のスポーツカーが数多く誕生した年代でもあります。

・1990年代の日本車
エアバッグやABS、衝突安全ボディなどの装備が進み、車の安全性能が飛躍的に向上した時代です。カーナビゲーションシステムが登場したのもこの頃で、GPS内蔵ナビも日本が世界に先駆けて搭載しました。

・2000年代の日本車
2000年代はエコカー全盛時代であり、ハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車などの研究開発が加速しました。1997年に誕生したハイブリッドカー「プリウス」は、2004年発表の2代目で一気に販売台数を伸ばし、エコカーの浸透が顕著になりました。また、衝突被害軽減ブレーキの開発など、車の安全性能もさらに進化しています。

日本車の未来はどう変わるのか?

ハイブリッドカーや電気自動車、水素自動車といったさまざまなエコカーが開発されたことで、従来のエンジン車は2040年ごろに衰退するだろうと予測されています。しかし、2030年の販売台数予想では、依然として9割をガソリン車が占め、残り1割がエコカーという見方もあります。

エコカーの普及が思うように進まないのは、車両価格の高さと、燃料供給などのインフラ整備の遅れを指摘する声もあります。また、アメリカのシェールガス採掘拡大で石油価格が下落していることもあり、ガソリン車の人気はまだ続くだろうとも言われています。

まとめ

蒸気や電気を用いた自動車は、ガソリン車の誕生で全世界に普及しました。日本にも明治時代に自動車文化がもたらされますが、大衆車の量産体制が築かれたのは1960年代を迎えてからのことです。その後は安全面や環境に配慮した技術力を高め、日本車は世界をリードする立場になりました。エコカーの登場で、ガソリン車は衰退すると言われながら、需要は長く続くと見込まれてもいます。

インフラが整備され、本格的なエコカーの時代が到来するのか、それともしばらくはガソリン車の時代が続くのか、世界の自動車産業はターニングポイントを迎えているのかもしれません。

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