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【クルマ豆知識】“スーパーカーブーム”という時代に起こった、今では信じ難いことって何?(Webモーターマガジン) - Yahoo!ニュース

モーターマガジン発、「サーキットの狼」が起こした一大ムーブメント

かつて「スーパーカー」がもてはやされた時代があった。子どもたちはスーパーカー消しゴムでBOXYのボールペンを使って競争し、テレビ番組では毎週「スーパーカークイズ」が放映されていた。当時を知るレポーターが、そんな時代をいま一度振り返る。

【写真】元祖スーパーカーの「ランボルギーニ ミウラ」を見る(全9枚)

スーパーカーブームは、1975年に連載を開始した池沢さとし氏(当時)のマンガ「サーキットの狼」が起こした一大ムーブメントだった。しかしその発端は、実はモーターマガジン誌にあったのだ。

週末の夜毎、家の近所を轟音立てて走り回るチームに業を煮やしたモーターマガジン誌編集長は、ある夜ついに直談判に及んだ。そうしたら何と、そのヘッドと意気投合。そんなに走りたいのなら、性能を測ってあげるから谷田部のテストコースにおいでよ、という話になり、それの模様が巻頭カラーを飾ってしまった。

その記事を見た、今や超メジャーなチューニングパーツメーカーの社長が「えっ、タダでテストしてくれるの?」と、当時、開発を始めていたターボ車を持ち込んで、来るたびにガスケットを吹き飛ばしていた。そうこうしているうちに、実性能を知りたいというスーパーカーオーナーが喰いついてきた。

彼はスーパーカーのオーナーズクラブに所属していたので人脈はあったし、モーターマガジン誌はテストを巻頭カラーで紹介していたから、その後はいろんなオーナーが「俺も俺もと」クルマ持参で参加してくれるようになったのだった。

すると今度は「サーキットの狼」がブレイクし始め、モーターマガジン社もアルバムを出したりと、そのシナジー効果でブームは小中学生を中心に急速に過熱していった。

その中でもランボルギーニ・カウンタックの人気は凄まじく、モーターマガジン社もカウンタックを購入したまではよかったけれど、人が集まり過ぎて会社の駐車場にはとても置いておけず、ついに管理を外部委託せざるをえなかったほどだった。

当時はスーパーカーを並行輸入してる人がテレビでレギュラー番組を持ち、レコードを出して歌手デビューしてしまうほどだから、それは今では想像を絶するフィーバーぶりだったとしか言いようがない。(文:遠藤一満)

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February 22, 2020 at 10:07AM
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