希少なMTモデルは7段!
アストンマーティンは都会が似合うスポーツカーだ。2020年2月、東京・港区六本木の東京ミッドタウンにおいて、3台の「ヴァンテージ」が展示されたときに展開したのは、じつに魅力的な光景だった。
東京ミッドタウンのキャノピースクエア。高いルーフ(キャノピー)のあるこの中庭広場に、従来からラインナップされていたオートマチックモデルと、新たに導入される7MT仕様、そしてヴァンテージ ロードスターが展示された。
現行の4代目ヴァンテージは2018年の登場。
ヴァンテージは、4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボ エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動する。アストンマーティンのラインナップにおいてもっともピュアなスポーツカーだ。
アストンマーティンといえば「DB」シリーズ(現在販売されているのはDB11とDBS)が有名であるが、こちらは2プラス2の4人乗りであるのに対し、ヴァンテージは純粋なふたり乗りである。
DB11が2808mmのホイールベースと4739mmの全長を持つボディであるのに対し、ヴァンテージは2704mm、4465mmと、コンパクトなサイズも特徴だ。
東京ミッドタウンに並んだヴァンテージのなかでも、ひときわ注目を集めていたのがマニュアルトランスミッションモデルだ。2020年モデルに設定された7段マニュアルトランスミッションは、かつてのバンテージS(V型12気筒エンジン搭載)に使われたギアボックスである。
しかも展示車両には、巨大なCFRP製のフロントスポイラー、バンパーコーナーのスプリッター、さらにリアのウィング型スポイラーなどからなる「レーシング エアロキット」が装着されていた。これはオプションなので、好みに応じて選べばよい。実車を見ればかなり興味がわくと思う。
ちなみに3月31日までにヴァンテージを購入すれば、無償で装着出来るとのこと。単品の価格は、それぞれ数十万円するそうだから、大変お買い得である。
優雅なロードスターは実用性も十分
2020年2月に英国で発表されたヴァンテージ ロードスターも注目だ。「発表直後にもかかわらず、なぜ日本にあるのか?」と、思い、広報担当者に訊ねると、3月のジュネーブ自動車ショーでお披露目される個体という。世界的モーターショーに先駆けて持ちこまれたというからすごい。
ヴァンテージ ロードスターは、ロングノーズで、後車軸の上に腰をおろすような、古典的なドライビングポジションが特徴。
展示車両のインテリアは、タン系のレザーをたっぷり使っていた。ヘッドレスト一体型シートやダッシュボード、センタートンネルなどあらゆるパーツの表皮がレザーで、いかにもぜいたくな印象を与える。
「新開発されたZパターンの軽量折りたたみルーフメカニズムと、最適化されたエクステリアとシャシーにより、重量は、クーペと比較してわずか60kgしか増加していません」
アストンマーティンのメディア向け資料には、誇らしげにそう書かれている。
クーペモデルに搭載されるものととおなじ4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボ エンジンは、最高出力375kW(510ps)、最大トルク685Nmを発生する。トランスミッションは8段オートマチック。静止状態から100km/hまでに要する時間は3.8秒とのこと。
リアダンパー、アダプティブ ダンピングシステム、横滑り防止装置などは、ロードスター専用チューニングになる。ラゲッジルーム容量は200リッター。フルサイズのゴルフバッグが収まるという。
アストンマーティンの主要市場である北米では、スポーツカーといえばオープンが圧倒的に好まれるからヴァンテージ ロードスターは人気を集めるだろう。
あらゆる選択肢を用意するヴァンテージは、旧来のアストンマーティン ファンのみならず、他ブランドのオウナーからも歓迎されそうだ。
文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)
"スーパーカー" - Google ニュース
February 27, 2020 at 06:00PM
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