ドライブ[2020.02.20 UP]
車のエンジンがかからない!?慌てずにまず確認すべきこと

みなさんは、日頃の通勤やドライブ時に、突然、車のエンジンがかからなくなってしまい、困った経験はないでしょうか。
もしそういった経験がなかったとしても、そのような事態に陥った場合に、どのような対応をするのが良いかを知っておくことに損はありません。
今回は車のエンジンがかからなくなってしまった場合に、どういった箇所を確認すべきなのか、どういった故障が考えられるのか?などを解説いたします。
この記事の目次
車のエンジンがかからないとき、まず確認すべきことは?
車のエンジンがかからなくなった場合は、慌ててよく状況確認をせずに対応してしまうよりも、まず深呼吸をするなどして、落ち着いてから状況を確認し対処をすることが大切です。
その上で、まずは、エンジンがかからない原因について、運転席に座った状態で確認できるものを確認していくようにしましょう。
運転席の中で確認できるエンジンのかからない原因とは
エンジンがかからない原因について、運転席に座った状態で確認できることとなると、基本的には、車両の故障などによるものではなく、人為的なミス(ヒューマンエラー)がないかの確認がメインになります。
エンジンの始動に必要な操作を思い出しながら、下記の項目をひとつずつ確認していきましょう。
シフトの確認
オートマ車の場合であれば、シフト位置が、「P(パーキング)」に確実に入っているかを確認してください。オートマ車の場合、「P(パーキング)」「N(ニュートラル)」以外になっているとエンジンがかかりません。
殆どの方は、駐車をする際にはシフトを「P(パーキング)」に入れますが、まれに「D(ドライブ)」に入れたままエンジンを切ってしまうことがあるので、まずはシフトが「P(パーキング)」に入っているかをチェックしましょう。
「N(ニュートラル)」でもエンジン始動は可能ですが、エンジン始動後に勝手に動き出す危険があるので、まずシフトを「P(パーキング)」に入れてから確認するようにしましょう。
ハンドルロックの確認
ハンドルロックによって、エンジンがかけられない状態になっていることがあります。その場合は、エンジンがかからないばかりか、キーを挿しても回すことができない状態になっていることが多いです。
ハンドルロックというのは、盗難防止機能のひとつでキーが挿されていない状態で、一定以上のハンドル操作をした場合に作動し、それ以上ハンドルが回らなくなります。
ハンドルロックは、ハンドルを回しながら、キーを回すかエンジン始動のボタンを押すことで解除することができるので、ハンドルロックがかかっている可能性がある場合は試してみましょう。
電子キーの電池切れ
最近の車には、電子認証キーが採用されていることがあります。電子キーの電池切れによるエンジン始動不良が、意外と多い事象となっています。
電池切れを起こしてもエンジンをかける方法はあるのですが、メーカーによって違うので取扱説明書を読んで対応しましょう。
ブレーキやクラッチ操作の確認
オートマ車では、ブレーキを踏んだ状態でなければエンジンがかからず、また、最近のマニュアル車では、クラッチを踏んだ状態でなければエンジンがかかりません。
それぞれのペダルの踏み込みが甘い場合も同様に、エンジンがかかりませんので、一度ペダルをしっかり踏み込んだ状態でエンジンをかけてみましょう。
車のエンジンがかからない場合の主な原因について

車のエンジンがかからない原因として、運転席で人為的ミスの可能性を確認して、問題がなかった場合は、車自体が故障している可能性があります。
車自体の故障については、自分自身で対応することが難しい場合もありますが、どういった部分が故障をするとエンジンがかからなくなるのかを知っておくことで、余裕のある対応ができるかもしれません。
ここでは、車が故障している原因についてどのような可能性があるのか、紹介します。
バッテリー上がりの可能性
故障によって車のエンジンがかからない場合、まずはじめに確認すべきなのは、バッテリー上がり(過放電バッテリー)になっていないかどうかです。
JAFが2018年に調査した結果によると、このバッテリー上がりが車の故障の原因として一番多いものとされており、バッテリーが上がると、エンジンをかけることができません。
バッテリー上がりになっていないかの確認方法としては、キーを回して、メーター内パネル表示が点灯しない場合や、エンジンが鈍くキュルキュルと鳴るがかからない場合、そもそもキーをエンジン始動まで回してもカチカチと鳴るだけで全く反応しない場合などは、バッテリー上がりの可能性があります。
バッテリー上がりが起きる原因としては、バッテリーの寿命、ヘッドライトやルームランプの消し忘れなどによるものがあります。思い当たるものがある場合は、そのままバッテリー上がりとして対応しても良いかもしれません。
なお、バッテリー上がりへの対処法としては、通常走行が可能な車(救護車)と自身の車をつなぐブースターケーブルを利用することによって、バッテリー上がりを一時的に回復させるジャンピングスタートと呼ばれる方法が一般的です。ただし、しっかりとバッテリー上がりであることを確認した上で、的確な対応をしなければならないので、対応に関して自信がない場合は、JAFなどのロードサービスを活用して対応することをおすすめします。
バッテリー上がりに似た故障として
他にはオルタネーターやセルモーターの故障が考えられます。どちらもエンジンを作動させるモーターで、故障であると車も動かなくなってしまう可能性があります。故障の予兆としては、警告灯が点滅する、異音が発生する、電気系統に異常が発生するなどが考えられます。
バッテリー以外の原因
エンジンオイル不足やエアクリーナーの詰まりなども原因として考えられます。エンジンオイルが不足すると、異音がしたり、加速が鈍ったりするようになります。最悪の場合は、エンジンがかからなくなるだけでなく、エンジンを交換しないといけないかもしれません。
他には、エアクリーナーの詰まりが考えられます。エアクリーナーには、エンジン内部にゴミを吸い込まないようにする役目があります。詰まりが発生すると、エンジン性能が低下したり、動くまで時間がかかったりするようになります。メンテナンス自体は簡単で、掃除機をかけたり、軽く叩くだけでできます。
普段から簡単にできる車のメンテナンス方法などのご紹介
「突然エンジンが、かからない」を少なくするために、また実際にエンジン始動不良の際に、自分自身でエンジンスタートを可能にするために、日ごろからできるメンテナンスや準備方法をご紹介します。
日ごろからできるメンテナンスによる予防方法
普段皆さんは、洗車を定期的にするでしょうか?洗車をされる方は、その際にチェックを一緒に行うと良いでしょう。
エンジンオイル量・劣化のチェック、バッテリー使用期間のチェック、バッテリーターミナルの緩みチェックなどを洗車に併せて行うと良いでしょう。
日ごろ洗車をされない方は、ディーラーなどに洗車をしてもらうようにして、その際に無料点検を定期的に受けておくと一石二鳥です。日ごろから、定期的にチェックや整備をすることで、エンジン不動を未然に防げ、実際にかからなくなってしまったときの原因追究もしやすくなります。
実際にエンジンがかからなかったときのために、準備しておくと便利なものとは?
エンジンがかからなかったときに1番重要なことは、まず自分自身が慌てないことです。自分が慌てないためにも、用意しておくと良いものをいくつかご紹介します。
ブースターケーブルやジャンプスターター
ブースターケーブルは、バッテリー上がりの際に、周りの車に救援してもらえる必須アイテムです。救援側がブースターケーブルを持っていない場合もありますので、救援される側が持っておくことが望ましいでしょう。
また最近では、いろいろなものが充電可能(スマホやゲームなど)な小型ジャンプスターターも販売されていますので、用意しておくと非常に便利です。
電子キーの電池を事前に用意
電子キーの電池は、特殊品番(量販店などで扱っていない)のものが多いです。事前に在庫を1個持っておくといざというときに役立ちます。
また電池切れの際にもエンジンスタートできる方法が、取扱説明書に記載してあります。一度読んでおくと安心でしょう。
万が一に備えてロードサービスを契約しておく
JAFなどのロードサービス利用の重要性について
JAFや自動車保険のロードサービスに加入しておくのも一つの手です。走行中に車が止まった際に、救援にかけつけてくれます。
チェック、修理作業、レッカー作業を行ってくれるので、万が一に備えて契約しておくのも良いでしょう。
利用可能なロードサービスなどの連絡先のメモを車に積載しておく
ヒューマンエラーやバッテリー上がりなど、簡易なエンジン始動不良以外は、どうしてもロードサービスの利用となる場合が多いと思います。すぐにご自身の利用可能なロードサービス連絡先がわかるように、名称や電話番号等をメモして、車のダッシュボードなどに入れておくと良いでしょう。
まとめ
皆さんが、「突然エンジンがかからない」という状況に陥ったら、最初はパニックになってしまうかもしれません。
1番大事なのは、そんな中でも慌てないことが大事です。まずは、落ち着いて原因を探っていきましょう。
その結果エンジンがかかれば良いのですが、いろいろ考えても原因がわからない場合は、ロードサービスなどを利用するのが1番良いと考えます。
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February 20, 2020 at 07:22AM
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