徹底分析中古車相場[2020.02.09 UP]
【グー連載コラム】徹底分析中古車相場

中古車を購入するうえで相場の動向をチェックするのは、お得に買うためには必須事項といっていい。そこでグー編集部が持つ膨大なデータから、過去1年の平均相場動向をもとに、日々変動する中古車相場について読み解いていこう。
(掲載されている内容はグー本誌2020年3月号の内容です)
【今月のテーマ】新型フィットやヤリスの登場で コンパクトカー市場はどうなる?
コンパクトカークラスの売れ筋であるホンダ・フィットとトヨタ・ヴィッツ(ヤリスに改名)が2月に揃ってモデルチェンジすることは、国産車市場における一大事といっていい。その影響は新車ばかりでなく、中古車にも及ぶことは間違いない。そこで今回は、コンパクトカーの相場動向と買い時を探った。
かつて日常のアシとして重宝されていたコンパクトカーだが、近年では同価格帯に軽自動車やコンパクトSUVも存在するため、低価格で低燃費、取りまわしがしやすいといった小型車ならではの特徴に加えて、ユーザーが積極的に選びたくなる付加価値の存在が求められている。たとえばe-POWERユニットを搭載するノートや優れた実用性をウリにするフィットなど、他車と差別化を図れる要素を持つ車種は人気が高く、中古車の相場も安定傾向にある。購入予算を抑えたいなら低人気モデルを狙うのが賢い選択だ。
新型登場による影響はどうか。型落ちになる現行型の値落ちは必至だ。しかしすぐに飛びつかず、代替えによって中古車の流通台数が増加し、市場の需給バランスが崩れるのを待つのが賢明だ。また、ジャンル全体の注目度が高まるので、他車の相場も動くと予測できる。こうした動向を踏まえ、買いのタイミングをしっかりと見極めよう。
トヨタ アクア(現行型)

小型・軽量・高効率化したハイブリッドシステムを搭載
圧倒的な燃費性能をセールスポイントとし、ガソリン代を節約したいと考えるユーザーから支持されている。低燃費化のために他の能力がトレードオフされていないのも特徴のひとつで、走りの質が高く、実用性や居住性についても十分に満足できるレベル。
中古車参考価格帯:30万円から170万円【相場傾向↓・・・買い!】

いまや同クラスの定番となり、新車、中古車ともに一定の売れ行きを維持している。ヤリスの登場はもちろん、競合車の人気にやや押され気味の状況が影響し、相場は今後も下がる傾向を強めていくと予測できる。
日産 ノート(現行型)

100%モーター駆動の力強さと燃費のよさが最大の魅力
e-POWERのモーター駆動ならではの力強くレスポンスのいい加速と、優れた静粛性といった走りの特徴は、コンパクトカークラスのなかでは明確な個性となっている。37.2km/Lの燃費性能も経済性が重視されるコンパクトカーとしては魅力的な能力だ。
中古車参考価格帯:30万円から180万円【相場傾向→・・・待ち!】

市場での人気はe-POWERに集中しているが、グレードバリエーションが多彩で、流通台数が多いのでニーズに合った車両が選べる。需給バランスが崩れにくいため、相場は現時点での水準を維持していくだろう。
ホンダ フィット(現行型)

家族向けにも最適な実力車
居住性や実用性はコンパクトクラストップレベルの実力を持ち、家族向けにも最適な選択だ。登場から6年が経過し、フルモデルチェンジによって相場は下がることが予想される。
中古車参考価格帯:50万円から160万円【相場傾向↓・・・待ち!】

マツダ デミオ(最終型)

持ち味は爽快な運転感覚
クオリティについては、国産コンパクトカーのなかでは抜きん出た完成度を誇る。相場の変動は、車名がデミオからマツダ2に変更されたことよりも、経年による影響のほうが大きい。
中古車参考価格帯:60万円から170万円【相場傾向↓・・・買い!】

ホンダ フィットハイブリッド(現行型)

燃費と走りのバランスが良好
走行性能や取りまわし、実用性はガソリン仕様と同様で、コンパクトカーに求められる能力が高い次元で調和されている。流通台数はガソリン仕様とほぼ同等で、相場は微減を維持。
中古車参考価格帯:40万円から200万円【相場傾向↓・・・買い!】

日産 マーチ(現行型)

ロングセラーを続ける定番車
シンプルな作りのコンパクトモデルだが、いいものを安く手に入れたい人におすすめ。もともとリーズナブルなうえに登場から10年を経ていることも影響し、相場は底値感を強めている。
中古車参考価格帯:10万円から110万円【相場傾向↓・・・買い!】

三菱 ミラージュ(現行型)

経済性重視なら格好の選択
海外での販売を視野に入れたモデルで、日本での人気はいまひとつ。それゆえ流通台数が少なく、相場は市場の影響を受けにくい。新車不人気モデルだが経済性重視なら推奨できる。
中古車参考価格帯:20万円から110万円【相場傾向↓・・・買い!】

スズキ スイフト(現行型)

スポーティコンパクトの代表格
運転の楽しさという点ではクラスのなかでも上位にランクされる。基本性能が高く、競合車とはひと味違う個性を持つことから、相場はライバル車のモデルチェンジによる影響が少ない。
中古車参考価格帯:60万円から170万円【相場傾向↓・・・買い!】

トヨタ ヴィッツ(現行型)

新型登場で買い得感が高まる
新型の登場によって市場には流通台数が増加し、相場の変動は必至。しかし、底値に向かって下がる傾向にあるものの、ニーズが高いモデルなので需要期には上昇すると予想できる。
中古車参考価格帯:30万円から140万円【相場傾向↓・・・買い!】

トヨタ パッソ(現行型)

小型車の本質を徹底して追求
「街乗りスマートコンパクト」というコンセプト通り、小型車ならではのよさを実感できる。相場は100万円以下まで下がったがその後は横ばい。この水準を維持していくだろう。
中古車参考価格帯:50万円から140万円【相場傾向↓・・・買い!】

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February 09, 2020 at 07:55AM
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