日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2020年2月6日に発表した同年1月の車名別新車販売台数によると、トヨタ自動車の小型SUV(多目的スポーツ車)「ライズ」が登録車で首位に立った(図1)。
同社はダイハツ工業の車両開発手法「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を適用した最初の登録車で、ダイハツがトヨタにOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。2019年11月に発売し、登録車だけの順位で11月に4位となった。
同年12月は2位に順位を上げ、2020年1月には首位に立った。1月の販売台数は1万220台で、初めて1万台を超えた。Aセグメントの車両でありながら、広い車内空間や高い予防安全性能などを実現したことが好調な販売を支えている。
一方、登録車と軽自動車を合わせた総合順位では、ホンダの軽自動車「N-BOX」が2カ月連続で首位となった(図2)。
2位は日産自動車の軽自動車「デイズ」、3位はスズキの軽自動車「スペーシア」、4位はダイハツの軽自動車「タント」で、4位までを軽自動車が占めた。登録車で1位のライズは、総合順位では5位に入った。
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