Search

【新車販売台数速報】いま売れている車はコレ! 2020年1月版 - カルモマガジン

2020年1月の新車販売台数(軽自動車を除く)は躍進を続けてきたトヨタライズが初のトップに輝きました。乗用車全体で87.9%と前年比を割り込むなか、マイナーチェンジ効果でホンダフリードやスバルインプレッサの復調ぶりも目立ちます。

一方、軽自動車では王者ホンダN-BOXが安定の1位、11月に首位に立ったダイハツタントはスズキスペーシアにわずかに及ばずの4位とやや不振が目立ちます。自動車評論家の島崎七生人さんに詳しく解説をしてもらいましょう。

国産乗用車販売台数 2020年1月(軽自動車を除く)

順位 車名 メーカー 台数 前年比
1 ライズ トヨタ 10220 (19年11月発売)
2 カローラ トヨタ 8480 129.2
3 ノート 日産 7529 65.8
4 シエンタ トヨタ 6831 79.4
5 セレナ 日産 6781 67.1
6 フリード ホンダ 6759 100.9
7 プリウス トヨタ 6659 76.4
8 アクア トヨタ 6622 74.6
9 ルーミー トヨタ 6193 95.4
10 ヴォクシー トヨタ 5557 76.8
11 RAV4 トヨタ 5549 (19年4月発売)
12 アルファード トヨタ 5147 87.1
13 タンク トヨタ 4893 90.4
14 インプレッサ SUBARU 4160 211.7
15 ソリオ スズキ 3642 94.8
16 ヴィッツ トヨタ 3579 67.7
17 C-HR トヨタ 3543 81.9
18 ヴェゼル ホンダ 3508 77
19 ステップワゴン ホンダ 3254 68.3
20 ノア トヨタ 3190 78
21 ロッキー ダイハツ 3153 (19年11月発売)
22 CX-30 マツダ 2955 (19年10月発売)
23 エスクァイア トヨタ 2878 106.1
24 CX-5 マツダ 2742 82.9
25 エクストレイル 日産 2740 81
26 スイフト スズキ 2539 93.6
27 フォレスター SUBARU 2172 136.3
28 MAZDA2 マツダ 2124 (19年9月発売)
29 パッソ トヨタ 2119 65.7
30 ヴェルファイア トヨタ 2001 55.3
31 クラウン トヨタ 1764 37.9
32 ハリアー トヨタ 1748 59.1
33 シャトル ホンダ 1736 73.6
34 フィット ホンダ 1735 30.8
35 ランドクルーザーW トヨタ 1672 61.5
36 クロスビー スズキ 1599 75.2
37 CX-8 マツダ 1539 49.6
38 トール ダイハツ 1511 46
39 MAZDA3 マツダ 1472 (19年5月発売)
40 デリカD5 三菱 1365 144.8
41 ジムニーワゴン スズキ 1206 89.7
42 カムリ トヨタ 1102 69.2
43 オデッセイ ホンダ 920 68.9
44 RX450H レクサス 869 215.1
45 UX250H レクサス 837 72.4
46 WRX SUBARU 823 176.6
47 リーフ 日産 753 26.6
48 レヴォーグ SUBARU 710 108.7
49 RX300 レクサス 708 240
50 マーチ 日産 649 64

ついにトップに立ったトヨタライズがカローラの4連覇を阻んだ

年明け2020年1月の販売台数は、昨年12月とはまた情勢が変化した。まず目がいくのは、12月2位だったライズがカローラと入れ替わり、堂々1位の座についたこと。それぞれの登録台数を見ても、ライズが9117台→10220台と台数を上乗せしたのに対し、カローラは昨年12月が9186台、1月は8480台と数字を落としている。12月は僅差だったが、1月はライズがカローラをやや引き離した形だ。

とはいえカローラも昨年9月の発売からまだ半年に満たない。連続首位こそ3ヵ月でいったん止まったものの、TV-CFの投入など手綱を緩める気配はなく、対前年比も129.2%を維持している。なので、来月は再びライズから首位の座を奪還する可能性もあるし、両車とも順調に台数を伸ばしていくようなら、それはそれでトヨタにとってはもちろんうれしいことに違いない。

バリエーション展開で底力を見せた日産セレナ

バリエーション展開で底力を見せた日産セレナ

ベスト10圏内ではほかに、セレナが先月の13位からグッと順位を上げ5位に。対前年比こそ67.1%ながら6781台と、10位のトヨタヴォクシーに1200台ほどの差をつけている。セレナは昨年の8月にマイナーチェンジを実施、“ダブルVモーショングリル”への外観のイメージチェンジや、全方位運転支援システムの全車標準装備化などを行った。こうした商品改良の成果がここにきて表れてきたことと、“e-Power”の打ち出し(6位から3位に順位を上げたノートも同様)も奏功しているようだ。

ちなみにスペシャルモデルの“セレナAUTECH”も販売台数に含まれ、その割合は概ね1割前後とのこと。LV(福祉車両)や、この2月にはマルチベッドも発売している。基準車とはひと味違うスタイル、性能、用途を求めるユーザーにふさわしく、そういうニーズが一定数あるということだろう。

インプレッサを筆頭に、目立つSUBARUの好調ぶり

インプレッサを筆頭に、目立つSUBARUの好調ぶり

一方で自販連の発表データ50位以内での順位の変動を見ると、先月から今月にかけて順位を上げたのは24車種、反対に下げたのは21車種、変わらずは5車種。このうち順位を上げた車種で目に止まったのがSUBARUだ。12月のデータに対しインプレッサ(20→14位)、フォレスター(36→27位)が上昇、先月は50位圏外だったWRX(46位)、レヴォーグ(48位)もランクインを果たした。

インプレッサは4160台と12月の2989台から台数を大きく伸ばし、対前年比は211.7%と倍増。昨年10月に“アイサイト・ツーリングアシスト”を全車標準化するなど大幅改良を実施し、その成果が表れ始めた形だ。なおこのインプレッサのデータには、人気のコンパクトSUV、XVも含まれている。台数的にはおよそ半数がXVで、残りがインプレッサ(スポーツとセダンのG4)だそう。XVでは追加設定された1.6ℓモデルの納車が1月下旬から始まっており、その分の台数も数字に上乗せされた形。

スバリストをひきつけたEJ20が載る最後のWRX

スバリストをひきつけたEJ20が載る最後のWRX

また熱いマニアから注目のWRXのランクインも見逃せない。初代レガシィから搭載され30年の歴史を刻んだ水平対向EJ20エンジンが載る最後のモデル。昨年12月23日がラストオーダーだったが、実際には12月中旬で受け付けは締め切られたとのこと。当初の予定どおり今年3月末までに生産され、オーナーの元に届けられるのだという。

ちなみに昨年の東京モーターショーでも話題となったファイナルエディション555台も、すでに11月にはオーダー受け付けが締め切られている。次期型プロトタイプが公開されてはいるが、レヴォーグも1月23日に2ℓの高性能DITエンジン搭載の“2.0GT EyeSight V-SPORT”が発売され、スバリストの気持ちをひきつけているのだろう。

マツダ、特にマツダ3の踏ん張りに期待

マツダ、特にマツダ3の踏ん張りに期待

対してクルマの魅力を思うと応援したい気持ちにさせられるのがマツダ車だ。50位圏内にはCX-30(22位:2955台)、CX-5(24位:2742台)、マツダ2(28位:2124台)、CX-8(37位:1539台)、マツダ3(39位:1472台)と5車種がランクイン。

このうち先月の41位から順位と台数を伸ばしたのがCX-5で、12月の商品改良の成果と思われる。CX-30とマツダ2は順位的には横ばい。問題はマツダ3で、順位が先月の23位から39位に、台数も2793台から1472台に落としている。フルモデルチェンジ早々で、独創的なデザインの評価は高いものの、販売上では残念な状態が続いているのが現状。何とか飛躍してほしいと願うばかり。先月47位に入っていたロードスターも、1月のデータでは実は50位圏内から外れた。

軽乗用車販売台数 2020年1月

順位 車名 メーカー 台数 前年比
1 N-BOX ホンダ   18953 98.8
2 デイズ 日産    14266 105.4
3 スペーシア スズキ   12411 86.5
4 タント ダイハツ  12332 94
5 ムーヴ ダイハツ  8957 86.5
6 ミラ  ダイハツ  5841 63.6
7 アルト スズキ   5636 99.5
8 ハスラー スズキ   5534 100.3
9 ワゴンR スズキ   4182 56.3
10 N-WGN ホンダ   3372 78
11 eK 三菱    2849 68.4
12 キャスト ダイハツ  2758 76.8
13 ジムニー スズキ   2559 106.2
14 エブリイワゴン スズキ   1493 110.4
15 ウェイク ダイハツ  1221 59

※ 同一車名のものは合算して集計しています(アルト、ミラ、ムーヴ、タント、eK、プレオ、N-BOX、デイズ、ピクシスなど)

生産再開のホンダN-WGNがTOP10に復帰、スズキハスラーも上位をうかがう

生産再開のホンダN-WGNがTOP10に復帰、スズキハスラーも上位をうかがう

軽自動車では、生産が再開されたホンダのN-WGNが10位にランクインを果たした。これからの再加速が期待される。他方でN-BOXは安定の1位を保っており、さらに言えば、1位~9位までの顔ぶれは先月と同じ。ダイハツタントは先月と変わらず4位に甘んじている。スズキハスラーは順位をひとつ上げ8位となった。台数は5534台だが、このうち4089台が1月20日から発売開始した新型だという。

※記事の内容は2020年2月時点の情報で制作しています。

Let's block ads! (Why?)



"車" - Google ニュース
February 27, 2020 at 07:14AM
https://ift.tt/32FMk3i

【新車販売台数速報】いま売れている車はコレ! 2020年1月版 - カルモマガジン
"車" - Google ニュース
https://ift.tt/2Xkidvp
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "【新車販売台数速報】いま売れている車はコレ! 2020年1月版 - カルモマガジン"

Post a Comment

Powered by Blogger.