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【クルマ豆知識】国産車は大丈夫なのに、輸入車のホイールはなぜ真っ黒に汚れてしまうのか?(Webモーターマガジン) - Yahoo!ニュース

黒い汚れは大量に付着したブレーキダスト

年々高まる国内市場における輸入車人気。その人気を支えるのが取り回しの良いサイズでキュートなデザインのコンパクトカーに他ならない。そして贅の極み尽くしたラグジュアリーモデルをはじめ、究極のスポーツ性能を追求したスパルタンモデルなど、日本車とは一味違う存在感が人気の理由だ。そんな人気の輸入車によく見られるメアルミホールの黒い汚れモ。日本車ではあまり見かけない、この特徴的な輸入車のアルミホイールの汚れの原因を探ってみた。

【写真】ブレーキダストの付着例をもっと見る(全3枚)

アルミホールに付着する黒い汚れをブレーキダストと呼ぶ。その正体はブレーキパッドの削りカスだ。現代のクルマの多くは四輪ディスクブレーキを採用している。ディスクブレーキの仕組みは、タイヤとともに回転するディスクローターを、ブレーキキャリパーに備えられたブレーキパッドがディスクローターを左右から挟み込むことでクルマを減速させる。

このブレーキング時にディスクローターとブレーキパッドの間に激しい摩擦が発生し、互いに摩耗する。これが細かいチリとなって発生する。このチリがブレーキダストと呼ばれるもの。主成分はブレーキパッドに含まれる鉄粉で、これがタイヤやホイールに付着する。ブレーキダストはかなり高温のため、ホイールのクリア塗装を溶かして焼き付くことでホイールの黒汚れが発生するのだ。

国産車のブレーキパッドはロングライフを重視

ディスクブレーキなら国産車にも採用されているが、国産車のホイールは輸入車のような黒い汚れは、ほとんど発生しない。国産車と輸入車のブレーキに違いはあるのかと問われると、これがあるのだ。それがブレーキパッドの志向性だ。

国産車のブレーキパッドは法定最高速が130km/hと低いため、輸入車のブレーキパッドに比べて制動能性が抑制されているが、国内では必要にして十分なレベルなのだ。これにより、ディスクローターとブレーキパッドの削りカスも出にくくなるのでブレーキダストも発生しにくい。制動性を抑制することでロングライフとなり、運転状況によるが一般的に4~5万kmくらいでの交換となる。

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December 22, 2019 at 04:32PM
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